2015年11月11日水曜日

キンメ仕掛けの作成

スーパーで比較的いいサイズのキンメとイトヨリが、3500円で売られていました。
1kg超級、2kgはいかないサイズ。長崎県産。

やはり、キンメもサイズ次第。
釣れるなら、2kgを超えるキンメ、1匹だけでいいと思います。

もとがとれるかどうかは微妙ですが、やはり型。
もとがとれるかとか、そういうことを、そもそも考えるべきじゃないですが・・・。

石井研堂は、「釣師気質」で、語っています。

「釣遊の目的は、もとより魚を獲(う)るにあれども、真の目的物は、魚その物に非(あら)ずして、これを釣る興趣(きゃうしゅ)にあり。
・・・・理想の釣法を試むことを得ば、目的ここに達したるなり。
魚の多少と大小とは、また、何ぞ問うを須(もち)ひん。」


また、職業漁師でない、遊漁者は、餌代とか、道具にケチっちゃいけない。とのこと。
趣のある釣具を用いる。

「その竿を敏にし、その綸(りん/釣り糸)を微にし、もってその「あたり」を精にし、興を多くせんことを図るべし。」

「惜しむところは、餌代船賃に非ずして、職業を忘るる損害の大なるにあり。」
要は、遊ぶために働くのではなく、職業に勉めるために、休養、遊ぶとのこと。

ケチらず、しかし、
「度数は節約して、遊ぶべき日のみ遊べば、費やす所は至って小なり。」と。
さらに、
「十分確信したる釣日和に非ざれば出遊せず。」と。

まだ、先ですが、今月予定、キンメ用仕掛けを作成。

18本毛針。夜、1セット作るのが精一杯でした。

8セット作るのは大変なので、仕掛けセットを利用予定。
特仕掛けとして、最後の一投用として作成。

幹30号、枝14号、針19、18号。

オレンジの毛針は、オレンジ色の魚に有効だと考えています。
しかし過剰なオレンジも問題で、オレンジじゃない針を交(ま)ぜるから、オレンジが引き立つし、クロムツなどの外道を狙う意味でも、オレンジ以外の針を交ぜました。

手間のかかる毛針ではなく、タコベイトでいいのかもしれませんが・・・。

「興を多くすることを図る。」、子供のころに学んだ、ゲームフィッシャーマン的な思想は、日本には、少なくとも江戸時代からあったようです。

あとは、特餌の調達をどうするか?
サバ、イカ、カツオのハラモ。

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