スーパーで比較的いいサイズのキンメとイトヨリが、3500円で売られていました。
1kg超級、2kgはいかないサイズ。長崎県産。
やはり、キンメもサイズ次第。
釣れるなら、2kgを超えるキンメ、1匹だけでいいと思います。
もとがとれるかどうかは微妙ですが、やはり型。
もとがとれるかとか、そういうことを、そもそも考えるべきじゃないですが・・・。
石井研堂は、「釣師気質」で、語っています。
「釣遊の目的は、もとより魚を獲(う)るにあれども、真の目的物は、魚その物に非(あら)ずして、これを釣る興趣(きゃうしゅ)にあり。
・・・・理想の釣法を試むことを得ば、目的ここに達したるなり。
魚の多少と大小とは、また、何ぞ問うを須(もち)ひん。」
また、職業漁師でない、遊漁者は、餌代とか、道具にケチっちゃいけない。とのこと。
趣のある釣具を用いる。
「その竿を敏にし、その綸(りん/釣り糸)を微にし、もってその「あたり」を精にし、興を多くせんことを図るべし。」
「惜しむところは、餌代船賃に非ずして、職業を忘るる損害の大なるにあり。」
要は、遊ぶために働くのではなく、職業に勉めるために、休養、遊ぶとのこと。
ケチらず、しかし、
「度数は節約して、遊ぶべき日のみ遊べば、費やす所は至って小なり。」と。
さらに、
「十分確信したる釣日和に非ざれば出遊せず。」と。
まだ、先ですが、今月予定、キンメ用仕掛けを作成。
18本毛針。夜、1セット作るのが精一杯でした。
8セット作るのは大変なので、仕掛けセットを利用予定。
特仕掛けとして、最後の一投用として作成。
幹30号、枝14号、針19、18号。
オレンジの毛針は、オレンジ色の魚に有効だと考えています。
しかし過剰なオレンジも問題で、オレンジじゃない針を交(ま)ぜるから、オレンジが引き立つし、クロムツなどの外道を狙う意味でも、オレンジ以外の針を交ぜました。
手間のかかる毛針ではなく、タコベイトでいいのかもしれませんが・・・。
「興を多くすることを図る。」、子供のころに学んだ、ゲームフィッシャーマン的な思想は、日本には、少なくとも江戸時代からあったようです。
あとは、特餌の調達をどうするか?
サバ、イカ、カツオのハラモ。
0 件のコメント:
コメントを投稿